ボイスのAI生成について
さて、前項で学習されたAIモデルを選んで声を変換するためのソフトはボイスチェンジャーアプリ キャラクターボイスチェンジャー
で紹介してきましたが、今回紹介するのは、自分で学習をさせるためのソフトです。
自分で学習をさせるために、かなり自由度が上がります。
反面、インストール設定するには、パソコンの慣れなどが必要になってきますが、学習済みのモデルも販売しています。
学習ソフトウェア一覧
RVC
RVCは、VC clientというUIをインストールして、RVCモデルを選択してボイスを生成します。RVCモデルの配布は、主に
- BOOTH
- DLボイスマーケット(閉鎖)
- vket(更新中止)
女性系のボイスは、そこそこ良いものがあったりしますが、男性系のボイスは個性がある生結恵のボイスは、2024年5月現在ほとんどありません→2025年現在増えて来た。
RVC自体はクレジット不要(MIT/Apache系ライセンス)。
各モデルは規約が異なるため、その都度確認が必要ですが、商用利用も可能なモデルも多くあります。
紹介動画
分かりやすくてきぱきと説明されています。BOOTHやDLボイスマーケットについても説明されています。

↑↑ クリックすると動画が見れます ↑↑

↑↑ クリックすると動画が見れます ↑↑

↑↑ クリックすると動画が見れます ↑↑
内容
中国で開発されたAIモデルですが、現在Vtuberにも人気で、他のアプリなどよりも拡張性が高く、声も後から追加できたりするので幅広いですね。MMVC
モデル配布サイトは以下。Booth
RVCとMMVC共に対応のモデルがあったりする。
紹介動画

↑↑ クリックすると動画が見れます ↑↑

↑↑ クリックすると動画が見れます ↑↑
内容
日本発のリアルタイム音声変換(VC)システム。軽量で高速、RVCより低リソースで動作。
MMVC ServerなどUIツールも存在。
音質はRVCに劣り、活動がやや停滞気味(RVCの人気に押され気味?)
Vocoflex
これはどちらかと言えばDTMに関わるボイスチェンジャーかもしれないが、任意の声ファイルを元に声を変えることが出来る凄いツール。公式サイト
2025年5月現在、31,900円(税込)
紹介動画

↑↑ クリックすると動画が見れます ↑↑
通常の喋り声にも使えないのかな…

↑↑ クリックすると動画が見れます ↑↑
この冒頭を見るといけるみたいですね。
何度かインポート→録音を繰り返したら、理想に近付いていけるのかな。
内容
MIDIやVST対応なので、直接DAW で使用できるようです。スタンドアローンも可能。
VST対応
セットアップ方法
こういう機能をモーフィングというらしい。
モーフィング
本ソフトウェアを、許可を得ていない人物の声を模倣する目的で使用することはできません。
とあるのでくれぐれも悪用しないように。
(利用には本人確認が必要)
利用規約
ダウンロード方法
VALL-E X
紹介動画

↑↑ クリックすると動画が見れます ↑↑

↑↑ クリックすると動画が見れます ↑↑
内容
Microsoftが開発したAIモデルです。こちらも、簡単に学習出来るようです。
ただ、完成度はどうなのでしょう。
文章の音声読み上げにも対応。
まとめ
結構RVCが一番安くて完成度高いかもですね。料金に幅はありますが、安いものでも完成度高いのもあるので、色々試してみるのもいいかもです。
最後に・・・
今回は- ボイスのAI生成について
- 学習ソフトウェア一覧
- まとめ
最後までお読み頂きありがとうございました。
2024年05月22日
関連記事
WindowsからMacに移行した際、愛用してるキーボードをそのままMacで使用したい時があります。...
2021年02月19日
RVCとはRVCは、Retrieval-based-Voice-Conversionの略で、中国初のAI音声変換モデル...
2025年05月28日
AI音声読み上げソフトAIの音声読み上げのことを、専門用語でTTS「Text-to-Speech」と...
2025年05月26日