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ラテンの民族音楽とは

ラテンの民族音楽は、民族音楽の音楽ジャンルの一つです。

南アメリカ、特に中南米の音楽を『ラテン音楽』または『ラテン・アメリカ音楽』といいます。

『ラテンアメリカ』とは、アングロアメリカに対する概念で、メキシコ・西インド諸島以南の中央アメリカ・南アメリカの中で、スペイン語・ポルトガル語・フランス語などのラテン系言語を公用語とする国を指します。

また中南米のことをラテンアメリカという場合もありますが、ラテンアメリカは北アメリカに属するメキシコが含まれます。

ラテン音楽とは

ラテン音楽とは、中南米とカリブ海地域を中心としたラテン系の民族音楽です。

ラテン音楽の生まれた背景は

・ラテンアメリカ土着のインディオの音楽

・コロンブスのアメリカ発見後移民してきたヨーロッパの音楽

・アフリカから奴隷として連れて来られた黒人の音楽

がお互いに影響し合い、その地域や時代ごとにそれぞれの特徴をもった音楽スタイルを作り出していったのです。

土台となるリズムに関しては、アフリカの黒人音楽の影響が強く出ています。

このリズムを作り出すために不可欠なのが、コンガやボンゴ・クラベスといったラテンパーカッションの楽器です。

インディオの要素

ヨーロッパ的な意味でのハーモニーはインディオ古来の音楽にはほとんどありません。

楽器に関しては、本来インディオは弦楽器を持っていなかった事が大きな特色です。

現在はギター・ハープ・ヴァイオリンなどよく用いたりしていますが、これらは例外なく16世紀以降にヨーロッパからもたらされたか、その影響に基づき発展されたものです。

インディオ古来の楽器は、笛・ラッパ・オカリナなどの管楽器か、太鼓類などの打楽器に限られています。

インディオ本来の音楽は、生活と密着した形で宗教・労働・舞踊などとして行われてきたものが多いです。

一般的に旋律は単純だが、アンデス地帯では、『コンドルは飛んで行く』のように5音音階を使っている形式があります。

ヨーロッパ系(イベリア半島)の要素

イベリア半島(スペイン・ポルトガル)の音楽文化は、西欧の文化と共通の基盤に立つ一方、この半島に積み重ねられた東方諸国の影響も一部にあります。

その中で、音階・旋法・リズム・ハーモニー・発声など、多くの面でヨーロッパ的でない要素があり、とりわけリズムは舞踊が盛んな土地柄であることも結びついて独特な発展を示しています。

3拍子系の音楽が多いが、ワルツのように単純に一拍ずつ刻むのではなく、一拍をさらに細かい音符に分割して、独自の律動感を創り出します。

例として、ラヴェルがスペイン古来のリズムを取り入れて作曲した『ボレロ』のようなリズムです。

また4分の3拍子と8分の6拍子を1小節ごとに交差させるような複雑でダイナミックなリズムを好んでいます。

楽器の面では、スペインの国民楽器であるギターをはじめ、ハープ(アルパ)・ヴァイオリン・フルート・リコーダー・トランペット・アコーディオンなどラテンアメリカにもたらしましました。

アフリカ系の要素

アフリカ系の音楽の最大の特徴は、リズム感の豊かさです。2種、3種、時にはそれ以上のリズムが重なり、混合リズムを生み出します。

ルンバ・マンボ・サンバをはじめ、ラテンリズムの原点はアフリカから来ています。

アフリカの黒人が持つ声は独特なものであり、唱法の点では独唱と合唱ないし斉唱(コーラス)が常に交互に出ながら進んでいく「コーラス&レスポンス(呼唱・答唱形式)」が大きな特徴です。

ラテン音楽の主なジャンル

ラテン音楽は、諸国の音楽の繋がりから見て大きく分けて以下の6つに分けられます

※各グループの音楽は国境を越えて、グループ内の他の国でも演奏、または影響を受け合ったりしている場合が多い

メキシコなど中米

マリアッチ、ボレロ、カンシオーン・ランチェラ、バンダ

キューバなどカリブ系

ルンバ、ソン、マンボ、サルサ、チャチャチャ、カリプソ、メレンゲ

バチャータ、スカ、ロックステディ、レゲエ、レゲトン、ブーガルー

コロンビア、ベネスエラ

クンビア、バジェナート、ホローポ、ガイタ、タンボール

ペルー・ボリビア・エクアドル・チリなどアンデス系

フォルクローレ、ランバダ、ヌエバ・カンシオン

アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ

タンゴ、ミロンガ、ムルガ、チャマメ、パジャドール、カンドンベ、サンバ、チャカレーラ

ブラジル

サンバ、ボサノヴァ、ショーロ、MPB、ノルデスチ、アシェー

中南米の主な国々と人種

・ インディオ系住民の多い国 ⇒ ボリビア、ペルー、グアテマラ

・ メスティーソ(白人とインディオの混血)の多い国 ⇒ エクアドル、パラグアイ、コロンビア、ベネズエラ、メキシコ、

                            ドミニカ、ホンジュラス、ニカラグア、エルサルバドル

・ 白人系の多い国 ⇒ アルゼンチン、チリ、ウルグアイ、コスタリカ

・ ムラート(白人と黒人の混血:クレオールの一部)の多い国 ⇒ キューバ

・ 黒人系の多い国 ⇒ ハイチ

クレオールとは

本国ではなく、中南米やカリブ海の植民地生まれのヨーロッパ人、特にスペイン人のこと。

スペイン語圏ではクリオーリョといいます。

フランス語やスペイン語においては「宗主国生まれ」に対する「植民地生まれ」を意味する形容詞です。

人に用いる場合は人種を問わず植民地で生まれた者はクレオールと呼びます。

・ クレオール言語

意思疎通が出来ない異なる言語の商人らなどの間で自然に作り上げられた言語(ピジン言語)が、その話者達の子供によって母語として話されるようになった言語です。

公用語や共通語として話されている地域・国もあります。

・ クレオール化

言語、文化などの様々な人間社会的な要素の混交現象です。

またはピジン言語がクレオール言語に変化していく過程をいいます。


ラテンの民族音楽のジャンル

ラテンの民族音楽には、以下のような音楽があります。

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