誕生
1980年代後半国
アメリカ概要
デスメタルは1980年代後半頃、スラッシュメタルの影響下に生まれました。デスメタルは、現在は特定の音楽性を指した言葉として定着しているが、そもそもは"死"や"死体"、"地獄"などが歌詞のテーマとして多く出てくるスラッシュメタルバンドを形容した呼称でありました。
「アグレッシブでよりエクストリームなスラッシュメタル」と表現されることのある音楽を展開したバンド・デスが元祖デスメタルと呼ばれるのには、このような理由があります。
ルーツとしては、スラッシュメタルと初期ブラックメタルから派生していると言われています。
主なデスメタルの特徴としては、以下のような傾向が挙げられる(ただしどの項目にも多数の例外があり、一概には言えない)。
・ ダウンチューニングを施したギター、ベース。
・ 半音階で構成された和音やコード進行の多用です。
展開形やテンションコードの前衛的な利用です。
・ テンポの急激な変化、手数の多いドラム、複雑なギターリフ
・ 複雑なリズム展開、曲展開(一般的な、ヴァース→コーラス→ヴァース……の展開に従わない)
・ 高速のスラッシュビート、ブラストビートなどの特殊なドラムパターンの多用
・ デスヴォイスの使用(メロディを廃し、うなり叫ぶ歌唱法)
・ 歌詞のテーマは主に、死、殺人、反宗教、異教信仰、性的倒錯、社会批判、苦痛、など。
・ デスメタルでは各パートが一体となって形成するリフとリズムが特に重要な役割をもつ。
最も主張の強いパートはギターの場合が多いです。
スラッシュメタルのようにリズムを刻むリフも多くあるが、蠢くような高速の単音リフや不気味なコードワークをジャンル固有の特徴としています。
単音を左右で2本重ねてコードを作るパターンを多く用いるため、ツインギター/ツインリード編成のバンドが非常に多いです。
生粋のデスメタルにおいてはメロディアスといえるほどに流麗なギターリフは少ないが、独自の雰囲気を持ったリードを執ることが多いです。
ベースはギターの低音域を支えるだけの単純で目立たないものも多いです。
ヴォーカルは他の音楽ジャンルと異なり、メロディをほとんどもたず、『歌詞をともなったリズム楽器』としての役割が強い。
叫ぶといってもスタイルは様々で、太い低音、掠れた低音、中音域の絶叫、嗚咽のような咆哮、ゴロゴロとした超低音(グロウル/ガテラルなどと呼ばれる)など多岐に渡る。
またそれら全てを支えるドラムは特に重要な役割をもつパートで、ドラマーの個性と音作りが曲の雰囲気を左右する事もあります。
デスメタル特有のギターリフは単体では決まったリズムを持たない場合が多く、そういったリフはドラムが全てを牽引することになるためです。
メタルシーンにおいて著名な高いテクニックを持つドラマーは、前述のバンドメンバーを含めこのジャンルにも数多く存在しています。
アーティスト
・ デス・ ディーサイド