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アフリカの民族音楽とは

アフリカの民族音楽は、民族音楽の音楽ジャンルの一つです。

アフリカの民族音楽の概要

アフリカには多くの異なる民族が居住し、言語も文化も多様で、その音楽を一言で特徴付けることは出来ない。

そのような多様性は、この大陸における歴史的変遷と自然環境の相違、及びそれに伴う生活様式と深く関わっています。


アフリカ大陸は、サハラ砂漠の南端を境に、大きく北部と南部に分けられます。

北アフリカは大部分が砂漠地帯で、セム・ハム系(アフロ・アジア語族)の非黒人系住民が大半を占めます。

そしてその文化は、イスラム・アラブの強い影響を受けて、西アジアの文化との共通点が極めて大きい。


一方南アフリカでは、様々な点で北アフリカとは異なります。

この地域は大半が黒人系であることから、ブラック・アフリカ(黒人アフリカ)と呼ばれており、そしてこのブラック・アフリカこそ、アフリカ独自の文化と伝統をはぐくんできた地域です。


ブラック・アフリカは、700以上の異なる言語が話されていて、一般の文化も音楽形式も様々です。

したがって、アフリカ音楽を理解するにはまずそれぞれの言語と民族の種類を知ることが重要です。


日本の音楽は、実用的な生活の場から切れ話されてそれだけのために鑑賞される事が多いが、アフリカの音楽は音楽を純粋に美学の対象としてそれだけを鑑賞することが少ない。

何よりもまず社会的、政治的、宗教的な機能を持ち、日常生活の様々な局面で密接に結びついています。

また、狩猟や農耕など生業に関わるものも多いです。


そしてブラック・アフリカの音楽は、言葉と強く結び付いています。

アフリカの言語の多くが音調言語であり、言葉の意味が発音時の音の高低に支配されるため、歌の旋律を言葉の音調に合わせて進行させないと意味が分からないものとなってしまいます。


歌の多くは、1音節に1音符をあてるシラビックな様式です。

特にアフリカの音楽は、リズムが発達しています。

アフリカの音楽を表すとき、大きく8つの地域に分けて説明できます。

  1. アラビア語圏、北部アフリカのマグリブ諸国の音楽
  2. エジプトの音楽
  3. カーポベルデの島国の音楽
  4. フランス語圏、北西アフリカの古代マリ帝国地域の音楽
  5. 唯一植民地歴のない、エチオピアの音楽
  6. 英語圏、西部アフリカの音楽
  7. フランス語圏、中部アフリカ、コンゴの音楽
  8. キリスト教地域、南アフリカの音楽

アラブの音楽は旋法(マカーム)や、複雑なリズム(イーカー)があります。


マグリブは『日没』を意味し、北アフリカの西方の国であるモロッコ、アルジェリア、チュニジア、場合によってリビアが含まれます。


アンダルシア、スペインに咲いた音楽文化が北アフリカに伝わったアラブ・アンダルース音楽が大きな特徴です。

モロッコではアル・アーラー、アルジェリアではサナア、チュニジアではマールーフ等と呼ばれます。


マシュリクはマグリブに対し『日の出』を意味し、北アフリカの一部と東方の国であるエジプト、レバノン、シリア、イラクが含まれます。


このアラブ地域では、7世紀のイスラム支配以前のジャーヒリーヤ時代と、以後の時代で音楽性が大きく異なります。


ジャーヒリーヤ時代で最も注目すべきものはアラビア地方の遊牧民族ベドウィンです。

ベドウィンの音楽であるカシーダという詩型による朗唱、ラバーブを使った演奏、羊飼いの笛の素朴な音楽などがあり、現代も伝承されています。


一方7世紀のイスラム支配以降は、イスラム教アラビア音楽の教会旋法であるマカーム旋法が広まっていきます。

マカームの理論付けがなされはじめたのは9世紀~10世紀頃です。

マカーム旋法の理論に関してはかなり複雑なものとなるので、ここでは割愛します。


※アフリカ地域では音楽の発展が乏しい国も多々見受けられ、チャドやスーダン、ブルギナファソ、世界でモンゴルに次いで人口密度が低い国ナミビア(西サハラの方が人口密度は低いが、国として認められない場合もあるためここでは除外)など独自音楽の情報収集が難しい国も見られます。


なお、コートジボワールなど、独自の民族音楽がない国もあります。


歴史

紀元前

約400万年前 (~約200万年前)

アウストラロピテクスの存在

前3000年 (~前30年)

エジプト文明

前814年

フェニキア人によるカルタゴの建国(現チュニジアを中心に北アフリカ地域)

前540年頃 (~紀元前307年)

シチリア戦争(カルタゴ×ギリシャ)でカルタゴの勝利

前264年 (~前146年)

ポエニ戦争(カルタゴ×ローマ)でカルタゴの敗北

前146年 (~600年代後半)

ローマ帝国による支配(地中海南岸)

紀元後

439年 (~534年)

ヴァンダル族によるヴァンダル王国建国(現チュニジアを中心に地中海沿岸)

600年代後半

イスラム帝国による支配(地中海沿岸)

8世紀 (~11世紀)

ガーナ王国建国(現マリ・モーリタニア地域※1)

1230年 (~1645年)

マリ帝国建国(現マリ・モーリタニア・セネガル地域)

1395年 (~1914年)

コンゴ王国(現コンゴ共和国・コンゴ民主共和国地域)

1464年 (~1590年)

ソンガイ帝国(現マリ・モーリタニア地域)

1518年

奴隷貿易(三角貿易)が始まる。※2

1880年代

植民地化が始まる。※3

1951年

植民地が独立し始めます。

※1

古代ガーナ王国は現在のマリ・モーリタニア地域であり、現ガーナ共和国地域ではない。

現ガーナ共和国の国名は、かつて西アフリカに栄えていた古代ガーナ王国の名前をとって国名としただけです。

※2

ヨーロッパの大航海時代によって、15世紀末からアフリカとヨーロッパ各国との本格的な交流が始まった。

沿岸の支配者や首長から土地を借り受け、交易の許可を取ったヨーロッパの商人たちは交易のための基地を多数建設します。16世紀まではヨーロッパの加工品と西アフリカの産物(金や象牙)などの交易が平和裏に行われ友好な関係が築かれたが、ヨーロッパ各国が西インド諸島(カリブ諸島)やアメリカ大陸でヨーロッパ市場に向けた大規模な農場経営に乗り出すと、大量の労働資源確保のためアフリカから奴隷を移入していきました。

スペインが最初に奴隷貿易に着手しはじめ、新大陸から砂糖を持ち帰ると1518年に初めて「商品」として奴隷を積み込んた。

三角貿易と呼ばれる航海サイクルで、ヨーロッパで工業品を積み込んだ商船はアフリカ西海岸でそれらを奴隷に変え、その奴隷を西インド諸島やアメリカ大陸へ供給し、そこで砂糖やタバコなどの商品を積み込み、ヨーロッパへ帰港します。

奴隷貿易時代に大西洋を渡ったアフリカ人奴隷の数は1200万人から2000万人と言われています。

アフリカ西海岸から新大陸に至る約40日から70日の奴隷の運搬で、航海中の奴隷の死亡率は8%から25%に上るとされ、平均して6人に1人が死亡した形となっています。

全裸で鎖に繋がれた奴隷は、会社の刻印を焼き付けられ、船倉に詰め込まれます。

食事は1日2回で、少量の水とともに与えられるだけでありました。

不潔な船内ではマラリア、天然痘、赤痢などの感染症が広がることも多々あり、病気にかかった奴隷は生きたまま船外へ投げ捨てられました。

奴隷の需要はとどまるところを知らず、17世紀後半にはアフリカ大陸内で奴隷獲得のために戦争が頻繁に行われるようになりました。

奴隷貿易によって大量の労働力を失ったアフリカの諸都市は急激に力を弱め、ヨーロッパによる略奪と支配が横行するようになります。

また、ヨーロッパ製品が大量に氾濫し現地の工芸や産業も停滞して低開発化が進んだ。

このような状況が先進国からの目で「自立が不可能」との評価につながり、後の大規模な植民地化へと繋がっていくことになります。

ヨーロッパの都合で激化した奴隷貿易はヨーロッパの都合により次第に終息し、アフリカ人不在のまま、植民地化の時代へと突入していきました。

※3

右図=アフリカの植民地の色分け。

アフリカ大陸で植民地にならなかったのは、

アメリカの解放奴隷が1847年に建国したリベリア共和国、

峻険な高地に拠り強固な軍事力をもってイタリアを排除したエチオピア

の2ヶ国のみでありました。

(しかしリベリアは、アメリカ合衆国で設立されたアメリカ植民地協会が、

黒人解放奴隷のアフリカへの帰還のため、Liberty(自由)からとった国を命名したもので、

一時『リベリア植民地』という名称だったため、実質上は植民地を逃れたのは

エチオピアのみです。)

地理

地中海、大西洋、インド洋、紅海

 ・ヴィクトリア湖・・・・ケニア、ウガンダ、タンザニア

 ・タンガニーカ湖・・・・タンザニア他

 ・マラウィ湖・・・・マラウィ他

河川

 ・ナイル川・・・・エジプト、スーダン (青ナイル・・・・エチオピア、白ナイル・・・・ウガンダ他)

 ・ニジェール川・・・・ナイジェリア他

 ・コンゴ(ザイール)川・・・・コンゴ共和国、コンゴ民主共和国他

 ・オレンジ川・・・・南アフリカ共和国他

 ・ザンベジ川・・・・ザンビア、モザンビーク

山・山脈

 ・キリマンジャロ・・・・タンザニア

 ・アトラス山脈・・・・モロッコ、チュニジア

砂漠

 ・サハラ砂漠・・・・北アフリカ

 ・リビア砂漠・・・・リビア他 (サハラ砂漠の一部とも考えられる)

 ・カラハリ砂漠・・・・ボツワナ、ナミビア、南アフリカ共和国

アフリカの主な民族

下記に表すカテゴリーの最終部分の言語の大部分が、言語名と同じ名前の民族が持つ言葉です。

異なる場合は()で明記します。

アフロ・アジア語族

アラビア半島を中心とする西アジアで話されるセム語派と、北アフリカを中心に分布するハム諸語(ハム語派)の総称です。

アフロとはアフリカという意味のラテン語です。

かつてセム・ハム語族と呼ばれていました。

主に現在の

モロッコ、アルジェリア、チュニジア、リビア、エジプト、

西サハラ、モーリタニア、マリ、ニジェール、スーダン、エチオピア、ソマリアに分布です。

■セム語族

 ●南セム語群

   ・エチオピア語群・・・・アムハラ語、アルゴバ語、ガファト語、チャハ語 、ティグレ語、ティグリニャ語、ハラル語、グラゲ語

   ・アラビア語群・・・・アラビア語〈アラブ人〉、

■ハム語族

 ●エジプト・コプト語族・・・・コプト語

 ●ベルベル語族・・・・ベルベル語

 ●クシ語族

  ・ぺジャ語群(北部クシ語群)・・・・ぺジャ語

  ・アガウ語群(中部クシ語群)・・・・アガウ語、ウアンギ語〈アウィ族〉、キマント、クンフェル語、ハミル語、ハンタンガ語

  ・東部クシ語群・・・・アジュラン語 、アファル語 、オガデン語、オロモ語、ガラ語、ガワダ語、ギドレ語、グッレー語、ゲデオ語、

             ゴシャ語、コンソ語、サクイェ語、サホ語、シダモ語、ソマリ語、ダッサネッチ語、ダロド語、ツァマイ語、

             バイソ語、ブルジ語、ボニ語、ボラナ語、ヤーク語、ボラナ語、リビド語、レンディーレ語

  ・西部クシ語群・・・・カファ諸語

  ・南部クシ語群・・・・ムブグ語、ブルンゲ語

 ●チャド語族・・・・ハウサ語、コトコ諸語、バタ諸語、マンダラ語、ムスグ語、ソンライ語、ソコロ語、トゥブリ語、ムビ語、ヌギジム語、

           イデマ語、カレカレ語

 ●オモ語族

  ・北オモ語群・・・・ウォライタ語、オイダ語、カチャマ語、カフィチョ語、ガモ語、コイラ語、ゴファ語、コンタ語、ゼイセ語、シナシャ語、   

            シャコ語、ゼルグラ語、ダウロ語、ディジ語、ドルゼ語、ナオ語、カファ語、バスケート語、ベンチ語、マオ語、

            マーレ語、マロ語

  ・南オモ語群・・・・アリ語、カラ語、ディメ語、ハマル語、バンナ語

ナイル・サハラ語族

ナイル川、シャリ川の上流の地域に分布する語族です。

主に現在の

ガンビア、チャド、中央アフリカ共和国、ウガンダ、ケニアに分布です。

■ソンガイ語族・・・・ソンガイ語

■サハラ語族・・・・カヌリ語、テダ語

■マバン語族・・・・マバ語

■フル語族・・・・フル語

■シャリ・ナイル語族

 ●東スーダン諸語

  ・東ナイロート語群(東ナイル語群)・・・・アルーシャ語、アルール語、イテソ語、エヤン語、エルモロ語、カクワ語、

                       カラモジョン語、クク語、サンブル語、ジエ語、チャムス語、ディディンガ語、テペス語、

                       トゥルカナ語、ドドス語、ドロボ語、ニャンガトム語、バリ語、マサイ語、メニン語、

                       レセ語、ロゴ語、ロトゥホ語

  ・西ナイロート語群(西ナイル語群)・・・・アチョリ語、アヌアク語、クマン語、ジョナム語、ジョパドラ語、ディンカ語、

                       ニャクワイ語、ヌエル語、パゾラ語、パルウォル語、パルオ語、ラブウォル語、ランゴ語、

                       ルオ語

  ・南ナイロート語群(南ナイル語群)・・・・オキエク語、マラクウェット語 、ケイヨ語 、セベイ語、トゥゲン語 、テリック語 、

                       キプシギス語 、サバオット語、ダトーガ語 ナンディ語、ポコット語

  ・ヌビア語群・・・・ヌビア語

  ・スルマ語群・・・・スルマ語、オモ・ムルレ語、ジルマム語、ボディ語、ムグジ語、ムルシ語、ムルレ語

 ●中央スーダン諸語・・・・アバランボ語、オケブ語、バレセ語、、マディ語、マンベトゥ語、マケレ語、ルグバラ語、ルルボ語、レンドゥ語、ンド語

 ●ベルタ諸語・・・・ベルタ語

 ●クナマ諸語・・・・クナマ語

■コマン語族・・・コマ語、ウドゥック語、オプーオ語、グムズ語

ニジェール・コンゴ語族

サハラ砂漠以南のアフリカの大部分の言語を含む。

アフリカで面積・話者数・言語数からいって最も大きい語族であり、世界的にも言語数では(言語の分類にもよるが)最も大きいといわれます。

中でも特に大きいグループが、アフリカ中南部に広がるバントゥー語群であるニジェール・コンゴ語族と呼んだり、コルドファーンを含む事を強調してニジェール・コルドファーン語族と呼ぶ事もあります。

言語において、意味の区別に用いる、音の高低のパターンをいう声調言語が多いです。

主に現在の

セネガル、ガンビア、ギニア、シェラレオネ、リベリア、コートジボワール、ブルギナファソ、ガーナ、トーゴ、ベナン、ナイジェリア、カメルーン、

赤道ビニア、ガボン、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ルワンダ、タンザニア、アンゴラ、ザンビア、マラウィ、モザンビーク、ジンバブエに分布です。

■西大西洋語派・・・・ウォロフ語、フルフルデ語(フラニ語)

■マンデ語派・・・・マリンケ語、ソニンケ語

■ヴォルタ語派(グル語派)・・・・セヌフォ語、モシ語

■クワ語派・・・・ヨルバ語、イボ語、アカン語、アダングメ語

■ベヌエ・コンゴ語派・・・・ジュクン語、ティヴ語、

 ●パントゥー諸語・・・※200語以上のため省略 

■アーダマーワー・イースタン語派・・・・アザンデ語、アリ語、サンゴ語、サンデ語、バカ語、バンダ語、ムンドゥ語、モンジョンボ語、

  ンバカ語、ンバガ語、ンブーム語

■コルドファーン語族

 ●コアリブ語群・・・・コアリブ語

 ●テガリ語群・・・・テガリ語

 ●タロディ語群・・・・タロディ語

 ●トゥムトゥム語群・・・・トゥムトゥム語

 ●カトラ語群・・・・カトラ語

コイサン語族

南部アフリカの先住民族です。

南西アフリカのカラハリ砂漠とタンザニアの一部地域で話されます。

アフリカの言語で最も小さい語族です。

コイとサンの人々によって話されてきました。。

吸着音(「舌打ち」の音など)を音素とすることや、50を超える吸着音と140を超える音素を持つクン語や、 厖大な音素の目録を持ち、キーキー言う咽頭音を持つコオ語を含むことです。

主に現在の

ナミビア、ボツワナ、南アフリカに分布です。

■南アフリカ・コイサン語族

 ●北部ブッシュマン諸語(北部諸語)・・・・クン語

 ●ホッテントット諸語(中部諸語)・・・・ホッテントット語

 ●南部ブッシュマン諸語(南部諸語)・・・・サン語

■サンダウェ語群・・・・サンダウェ語

■ハツァ語群・・・・ハツァ語

南島語族(マレー・ポリネシア語族・オーストロネシア語族)

言語学的にもっとも古い形を保っており、考古学的な証拠と併せて、オーストロネシア語族は台湾からフィリピン、インドネシア、マレー半島と南下し、西暦 5 世紀にインド洋を越えてマダガスカル島に達したとされます。

主にアフリカ地域では現在の

マダガスカルに分布です。

■ヘスペロネシア語派(インドネシア語派)・・・・ マダガスカル語(マラガシー語)


アフリカの民族楽器

ⅰ)打楽器

カルカベ

モロッコのカスタネット。

ひもを親指と人先指にはめて、打合せるようにして音を出します。

ベンディール

主に北アフリカで使用されるタンバリン。

モロッコのアヒッドゥース音楽で使用されます。

アルンともいいます。

テルブーガ

モロッコの伝統的な太鼓です。

ぴんと張った高い音が出ます。

タブラ

こちらもモロッコの伝統的な太鼓です。

安定感のある音が出ます。

リク

ラク、リックなどとも言います。

シンバル付きのタンバリン。

アラビア半島、エジプトで使われます。

チュニジアではタールと呼ばれます。

ジャンベ

ジェンベともいいます。

主に西アフリカ(ギニア、マリ、セネガル、コートジボワールなど)で伝統的に使われています。

ウエストがくびれている太鼓をゴブレット形と呼びます。

プラスチックヘッド(鼓面)を金属リムで押さえ込んでナット・ボルトで締め付けるという作り。

メンテナンスも安易でチューニングも楽です。

サバール

セネガルの伝統的な太鼓の一種で、一般的に手と棒で叩かれます。

ドゥンドゥン

主にギニア、コートジボワール、マリなど西アフリカで使われる楽器です。

大中小に ドゥンドゥン、サンバン、ケンケニ と、それぞれ名前がついています。

派手なジャンベをしっかりささえる低音の太鼓です。

トーキングドラム

西アフリカで遠距離の通信に用いる太鼓のこと。

音の高さと、その打ち方のリズムで通信します。

しかし、それより音楽として活躍する場も多いです。

音程を変えながら演奏できます。

ヒモを押さえつけたり緩めたりして音の高さを変えることができます。

マリ共和国ではタマニと呼ばれています。

パンロゴ

ガーナの太鼓です。

胴体に杭がささっており、この杭を打つことで皮を締め上げます。

パンロゴは音楽の名称でもあり、太鼓であることを区分するためにパンロゴドラムと呼ぶこともあります。

ガーナのアシャンティ族(コンゴ語族ークワ語派ーアカン諸語の一つ)のパンロゴは、

神聖な楽器として女性を象徴したデザイン。

オッパイが付いてる。

アサラト

西アフリカの楽器です。

木の実で出来た楽器です。

二つの玉をぶつけるとカチカチと鳴り、振るとチャカチャカとなります。

シェケレ

西アフリカ発祥の楽器です。

乾燥した瓢箪(ひょうたん)に植物の実や貝殻などを網で繋いで被せてあります。

ブラジルでいうカバサとほとんど同じ。

バラフォン

西アフリカで広く使われているの民族楽器です。

マリンバの原型です。

木片を並べてあり、その下に共鳴用の瓢箪(ひょうたん)をぶら下げています。

セナガル、ギニア、ブルキナファソ、ガーナなど、それぞれ部族によって音程や形状が異なります。

クリン

人の体より大きいもの、小さなものではウッドブロックや木魚のような小型のものまで色々あります。

木を空洞にするといい音がするというのは世界中で認められており、大小様々なスリットドラムが存在します。

西アフリカのクリン、中国・日本の木魚、中南米のウッドブロックもスリットドラムの仲間です。

ムションド

東アフリカのケニアに住むギリヤマ族(バントゥー語族)の楽器です。

細長い胴の太鼓です。

打面の真ん中に天然ゴムを加工したものをリング状にして張りつけています。

『トゥーーーン、トゥーーーーン』という妖しい音を出します。

ブンブンブ

ムションドと同じく東アフリカのケニアに住むギリヤマ族(バントゥー語族)の楽器です。

ブンブンブは三本足の太鼓です。

その名のはインド洋の荒波が岸壁にぶつかる「ブーン!ブーン!」という音を再現したものが由来だと言われています。

チャプオ

ムションドと同じく東アフリカのケニアに住むギリヤマ族(バントゥー語族)の楽器です。

両面太鼓です。

よく2つ対で叩かれます。

カヤンバ

ケニア周辺で使われるのリズム楽器です。

葦などで組んだ平べったい箱に種子や小石を入れてあります。

日本の波笊(なみざる)という擬音楽器と、音を出す仕組みが似ています。

リンバ

並んだ細い板を指ではじいて鳴らす。

ちょうどオルゴールの手動版といった感じ。

リンバには兄弟がいて、その名は、イリンバ,、マリンバ、カリンバ、サンザ、ムビラ などといいます。

親指ピアノともいうが、親指ピアノは英語圏の人が付けた名前です。

オルゴール(ミュージックボックス)は、ヨーロッパの人がこの楽器にヒントを得て作ったとか云われています。

左から イリンバ、マリンバ、カリンバ、ムビラ。

トング ドラム

アフリカ・インドネシアなどが発祥とされる打楽器です。

木の箱の天板の部分にスリット(切れ目)をいれてあります。

舌(トング)ようになった部分をマレットや指で叩く。。

スリットドラムの一つ。

レインスティック

アフリカで発祥し、中南米に伝わった楽器です。

雨の効果音を出せる楽器として知られています。

乾燥させた筒状のサボテンの内側に多くの突起(トゲ)が並んでおり、

揺すると種が当たってザザーッと響く。

ⅱ)弦鳴楽器

ウード

アラブ諸国全般で主に使われる楽器です。

リュートに非常に近いが、フレットを持たない。

アラブ音楽では「楽器の女王」と呼ばれています。

アラブ古典音楽で使われる三大楽器(ウード、ナーイ、カーヌーン)の一つ。

リュートの原型と言われます。

カーヌーン

アラブ諸国全般で主に使われる楽器です。

日本の箏の様に爪で演奏します。

アラブ古典音楽で使われる三大楽器(ウード、ナーイ、カーヌーン)の一つ。

名前はギリシア語の「カノン」に由来します。

カマンジャ

アラブ地方のバイオリン。

バイオリンはこの楽器から発達したといわれています。(画像なし)

ゲンブリ

モロッコのグナワ音楽で演奏する楽器です。

弦楽器で、木製のボディに羊と思われる革が張ってあります。

ラバーブ

イスラム教の普及とともに西アジア、北アフリカ、ヨーロッパ、東アジアへと広がっていきました。

現在でもモロッコ、アフガニスタン、インドネシアなどで広く演奏されています。

弓で演奏され、中世ヨーロッパのレベックのもとになったと考えられています。

マシンコ

エチオピアの一弦楽器です。

ボデイはひし形の木のフレームに山羊の皮を貼ったもの。

弦や弓は馬の毛を束ねた弦です。

素朴でバイオリン風の柔らかい音色です。

吟遊詩人アズマリによって奏でながら唄い即興演奏をします。

キラール

エチオピアの竪琴です。

ハープの原型

インザド

西アフリカ(主にアルジェリア)で使われている擦弦楽器です。

大きな瓢箪を半分に切って胴にしてあります。

共鳴用の膜はヤギや牛の皮です。

女性が奏でる楽器で、この音で病を体から追い出すことが出来るとされています。

コラ

西アフリカ、主にセネガル、ガンビアで使われている民族楽器です。

瓢箪にヤギや牛の皮をはってあります。

ハープに近い綺麗な音が出ます。

楽器を縦にして、人差し指と親指ではじいて演奏します。

ボロン

西アフリカの楽器.弦楽器であり打楽器でもあります。

大きな瓢箪に獣の皮をかぶせてあります。

音は「ボロン」というよりも「ブン・ブン」「ボン・ボン」という感じ。

楽器を縦にして脚の間に丸い胴を挟んで胴を「ポコポコ」と叩き、同時に弦を親指で弾く独特な楽器です。。

アドゥング

ウガンダの弦楽器です。

大小様々な大きさがあります。

小型のものは抱えて演奏です。

ベースに相当する大型のものは、楽器に座り込んで弦を弾いて演奏します。

ニャティティ

ケニアのルオ族(ナイル・サハラ語族-シャリ・ナイル語族ー西ナイル語群)のリラ(竪琴)。

元々は男性専用の楽器です。

ンゴニ

アフリカで使われているの民族楽器です。

胴の表面にヤギなどの皮を張ってあります。

アメリカで完成されたバンジョーの祖先はンゴニだといわれています。

西アフリカ一帯の伝統的な楽器だが、 地域・部族によって若干形状が異なり、呼び名も多数あります。

中でもハラムは、マリ、ガンビア、セネガル、ニジェール、北ナイジェリア、北ガーナ、ブルキナファソと西サハラで使われています。

左からンゴニ、ハラム。

ヴァリハ

マダガスカルの竹でできたツィター。

竹または金属でできた皮の上に張られた弦を爪弾くことによって音を出し、長い糸巻をてこで動かし、

弦は小さな柱に支えられています。 弦は自転車のブレーキケーブルでできていることがほとんどであり、

糸巻ごとの弦はゆるく、それぞれの弦は奏者にもよるが1本か2本の糸巻でできています。

イナンガ

東アフリカ~ルワンダなどで使われている楽器です。

箏(こと)やハープの仲間で、木を削り出して作られた長方形の本体(胴)に弦を張ってあります。

弦の数は定まっていないが7本~10本程度です。

膝に載せるなどして両手ではじく。

比較的低音です。

ⅲ)気鳴楽器

ナイ(ナーイ)

アラブ諸国全般で主に使われる笛です。

アラブ古典音楽で使われる三大楽器(ウード、ナーイ、カーヌーン)の一つ。

ブブゼラ

南アフリカの楽器です。

ツワナ語ではレパタタとも呼ばれます。

1mほどの長さのあるラッパの一種です。

サッカーの試合でよく吹き鳴らされます。

"スタジアム・ホーン"とも呼ばれるチアホーンの一種です。


アフリカの民族音楽のジャンル

アフリカの民族音楽には、以下のような音楽があります。

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