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前衛的な音楽を作るには【実験的音楽】

前衛的音楽と最前線の音楽

前衛的音楽。

それは、1900年代後半に流行った音楽手法の一つでもあります。

当時は最前線の音楽でもありました。

クラシックでも現代音楽といって、調性やリズムの無い音楽などが色々試されたり、ロック音楽もプログレッシブロックやプログレッシブメタルなど、変拍子を盛んに使った楽曲などが流行ったりしました。

しかし2020年代の現代はその時代とは違い、あまり前衛的な音楽は見られなくなりました。

やはり前衛的音楽は色々実験的ではありましたが、リズムがノリにくかったりメロディーとして耳に残らなかったりして、大多数のリスナーには受けいられず衰退していった感があります。

最前線の音楽

では、現代はどういった音楽が最前線の音楽なのでしょうか。

デジタルの進化


答えは、機材の進歩、デジタル機器やソフトウェアの進歩だと思います。

現代は、1900年代後半のような音の組み合わせの実験ではなくデジタルの時代となり、新しいエフェクターやソフトウェアが開発されるにしたがって、その機能に合わせた楽曲を作るというのが最前線の音楽というイメージでしょう。

そしてデジタル化されたソフトウェアやアプリは、開発チームのプログラマーたちが日々新しい機能やツールを生み出しているわけです。

それは前衛的というよりは、最前線の音楽という方がふさわしい気がします。

更には音楽というより新しい音色や表現といった方が良いかもしれません。

例えば、同じ「ド」の音、もしくは「ドミソファミレド」といったメロディーの表現からしても、現代は様々なエフェクトがかけられたりすることが可能です。

代表的なものでいうと、ケロケロボイスです。

デジタルの開発から、今ではわざとロボットのような声にしたりというのも、どこでもあるような違和感もなく感じて来たりします。

他にはポルタメント操作で滑らかにする効果だったり、キックをサイドチェインで効果的に使ったりなどがあります。

ただこれらは音楽自体やハーモニーをどうこうしたわけではなく、音に加工を加えて変えただけだったりするわけです。

あとはソフトウェアや機材の進化により音がより綺麗に聴こえるようになり、どうやったらよりインパクトに聴こえるか、リスナーの耳に残るか、など音質的な部分を競っている現状だったりします。

そういったことが今最前線で行われ、逆に前衛的な音楽はあまり見なくなっています。

更に現代は、音楽の面でも音質の面でも、分かりやすさやノリやすさをリスナーが求めており、更に言ってしまえば、残念なことにリスナーは映えを求めていたりして、それを演奏するアーティストだったり、動画の出来だったり、正直音楽はニの次だったりもするように見受けられたりもします。

そもそも音楽で難しいことしても、その深い意味合いの部分は、リスナーの理解には届かず、一般的にウケやすい売れ線の音楽が主流となって来ています。

したがって売れる楽曲、売れやすい楽曲というのは、使われているコード感やメロディーなどが似通って来ている感があります。

しかし、それは今まで音楽クリエイターが、どうやったらリスナーの耳に残りやすいかを日々研究して来た結果だと思いますし、そう考えるとよくここまで熟考されて来て今のこの音楽シーンになったなと感心する部分でもありますし、同時に現代のポピュラー音楽のレベルの高さに圧倒されたりもします。

ただ、やはり音楽クリエイターとして、やはり音楽という部分には重要性を持たしたいところではあります。

前衛的な音楽

さて、話は元に戻りますが、じゃあ前衛的音楽は現代ではダメなのか。

自分はそうではないと思います。

やはりより多くのリスナーには、前途したように最前線の音楽がウケやすいですが、前衛的音楽は、上手く取り入れると個性が出しやすくなります。

ただし、上手く取り入れる必要があります。

前衛的音楽的要素

では、前衛的音楽的要素は、どういったものがあるでしょうか。

そもそも前衛的音楽というのは、実験的音楽です。

実験的音楽は、通常の音楽ではない音楽です。

例えば、大きく分けて以下の二つがあります。

  • 音楽的に特殊なもの
  • 奏法的に特殊なもの

音楽的に特殊なもの
音楽的に特殊なものは、例えば
  • 調性が無いもの
  • 拍子の無いもの
  • 拍子はあっても変拍子のもの
  • テンポが変わるもの
  • 構成が複雑なもの
などが挙げられます。

調性の無い音楽
調性の無い音楽(無調音楽)は、
  • 現代音楽
  • 全音階を使った音楽
  • ノイズミュージック
  • 環境音楽
などが挙げられます。

拍子の無い音楽


奏法的に特殊なもの
本来の楽器では無い弾き方も前衛的音楽と言えます。

例えば
  • アコースティックギターを弾くのではなく、ボディーを叩く
  • ピアノでメロディーを弾くのではなく、拳で鍵盤を叩く
などが挙げられます。

異なるジャンルの融合
前衛的音楽に近いもので、異なるジャンルの融合を目指す音楽があります。

ただこれは、2000年代には有能な音楽クリエイター達によって、主にポピュラー音楽を中心に集大成されたと言われています。

ポピュラー音楽をよく聴いていると、様々なジャンルが上手いこと融合されてたりしますね。

それはそれぞれの音楽のルーツを勉強していけば、おのずと知れたりすることです。

ただ個人的にはまだまだやり方によってはこの手の音楽は新しい可能性はあるのではと思います。

ただ、中途半端に雰囲気を融合させただけでは融合音楽とは言えないので、その融合するそれぞれの音楽のスペシャリストになるくらいの勢いで取り組む必要があるでしょう。

どのように取り入れるか

では、それらをどのように取り入れるか。

それはその人それぞれだと思いますが、リスナーのウケも考えて取り入れるならば、四六時中ずっと無調性だとか、始終変拍子などはなかなか厳しかったりするでしょう。

1900年代後半は、曲の一部始終ずっと無調だったり、変拍子だったりする曲も色々ありましたが、上手く取り入れるには、スパイスをかけるように曲の一部に取り入れることでしょう。

そうすることで、楽曲に個性が生まれ、より耳に残る音楽が作れたりします。


最後に・・・

今回は
  • 前衛的音楽と最前線の音楽
についてまとめてみました。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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