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といった人には使える方法です。
この方法を使うと、それまでショボい音しか出なかったシーケンサーから、エグいくらい良い音が出るので、いい意味で違和感を感じます(笑)
ただ、もちろん
というデメリットはありますが、それでも自前のシーケンサーで入力したいという場合もあるでしょう。
ちなみにこの方法は、DAW上でオーディオエフェクトをかけて再生することも可能です。
なので、EQやコンプや、更にマスターエフェクトさえもかけた状態で再生することが出来ます。
ここでは、もちろんDAWの設定は終わり、DAW内で音源ソフトを起動すると音が出るようになっている状態として進めていきます。
シーケンサーは16トラックあるとし、DAW内のトラックも同じく16トラック作って行きます。
基本編
接続配線
シーケンサーとパソコン(オーディオインターフェース)を接続します。どのように接続するかというと、シーケンサーのMIDI情報をパソコンに送るので、シーケンサーのMIDI outとオーディオインターフェースをMIDI inを接続します。
後に書いてますが、とりあえず今回は、シーケンサーの再生ボタンを押して再生するという事にしますので、MIDIケーブルはこの一本で大丈夫です。
シーケンサーのオーディオケーブルは、シーケンサーの音色を使わないので接続する必要はありません。
シーケンサーの設定
MIDI受信設定
シーケンサーはMIDIノートを打ち込むだけなので、MIDIの受信が出来るようにしておきます。MIDIの設定画面に
- MIDI in
- MIDI out
- MIDI in/out
再生時にDAWの再生ボタンしか使わないのであればMIDI inで大丈夫です。
シーケンサーの音が出ないようにする
音源はDAWの音源を使うため、シーケンサー内の音は出ないようにしないといけないので、シーケンサーの音量は0まで下げておくか、シーケンサー内のユーティリティやMIDIの設定で、localなどという項目でシーケンサーの音源は鳴らさないように出来る場合もあります。ただ、図のようにオーディオケーブルを接続していなければ鳴ることもないので気にしないで大丈夫です。
シーケンサーのテンポの同期の設定
テンポはDAW側で制御します。シーケンサーはExtermalにして、テンポを待ち受ける状態にしておきます。
DAWの設定
通常通り音源ソフトを起動します。音源が鳴るような状態にします。
この状態だと、シーケンサーのキーを押すと、DAW内で選択している音源のトラックがなると思います。
そして、DAW上に複数の音源トラック(インストゥルメントトラック)を起動していたとしても、シーケンサーのどのトラックのキーを押してもDAW上で選択しているトラックの音が鳴ってしまうので、例えばシーケンサーでトラック1とトラック2に何かノートを入力して再生すると、同じ音源の音が鳴ります。
ここで、DAWの各トラックの設定をします。
MIDIインプットの設定
音源トラック(インストゥルメントトラック)なので、オーディオトラックとMIDIトラックに分かれてると思いますが、そのMIDIトラックの方のMIDIインプットを設定していきます。おそらく音源トラックを挿入した時点では、デフォルトではMIDIインプットはOmniになっているかと思います。
Omniとは、全てという意味で、接続されているMIDI機器から全てのトラックを待ち受けるといった意味になります。
これをDAWの音源トラック1〜16を、シーケンサーのトラック1〜16に割り当てて行きます。
おそらくOmniの選択項目は、オーディオインターフェース名のMIDIチャンネル1〜16などになってると思います。
そのMIDIチャンネルを
- 音源トラック1→MIDIチャンネル1
- 音源トラック2→MIDIチャンネル2
- 音源トラック3→MIDIチャンネル3
…といった形になります。
そうすると、シーケンサーのトラック1の音はDAWの音源トラック1、シーケンサーのトラック2の音はDAWの音源トラック2、シーケンサーのトラック3の音はDAWの音源トラック3…という風になりますが、この時点でシーケンサーでステップ入力して再生しても、DAWの方でそのトラックを選択していないと音は鳴りません。
インプットモニターの設定
そこで、インプットモニターのオンが必要となります。DAWの全ての音源トラック(インストゥルメントトラック)のMIDIトラックの方のインプットモニターをオンにします。
そうすると、無事トラックを選択していなくても、どのトラックも音が鳴るようになります。
これで、DAWの音源の音色を使いながら外部シーケンサーで打ち込んで曲を作ることが出来ます。
さて、ここまで出来ると、16トラックでは足りないなと感じて来ます。
そこで、16トラックまでは馴染みのシーケンサーで打ち込んで、あとはDAW上のトラックで、ということも可能です。
DAWのMIDIクロック送出の設定
MIDIクロックを送信しなければ、シーケンサーに再生信号が届きません。「MIDIスタート/コンテニュー/ストップ/クロック送出」などの設定項目があればチェックを入れます。
そして各インターフェースにもクロック送出するようにチェックを入れます。
それから、「MTC(MIDIタイムコード)の送出」などという項目があれば、チェックをします。
合わせて、その出力するオーディオインターフェースやMIDIインターフェースにもチェックを入れます。
応用編
DAW上のトラックも使いたい
例えばドラムやシンセはシーケンサーで打ち込んで、生ギターなどはDAWで録音したいといった時などです。この場合は、基本はDAWの再生ボタンで再生するようにするので、MIDIケーブルがもう一本必要となります。
接続配線
今まではDAW側から送信するものはありませんでしたが、再生信号を送信しますので、シーケンサーのMIDI inとオーディオインターフェースのMIDI outを接続します。
このような配線になります。
シーケンサーの設定
シーケンサーのMIDI受信の設定をオンにします。これで、シーケンサーの16トラック以外に、DAW上でトラックを追加して再生することができます。
2台目のシーケンサーを使いたい
強引な話ですが、使い慣れたシーケンサーをもう一台追加して32トラック使いたいという場合の方法です。シーケンサーにMIDIスルーがなければ、
MIDIインターフェースか、MIDI端子のあるオーディオインターフェースをもう一台あれば使うことが出来ます。
接続配線
MIDIインターフェース、またはオーディオインターフェースのドライバーをインストール後、USBケーブルを、それぞれのインターフェースに接続します。
複雑になって来ましたが、このような配線になります。
DAWのMIDIデバイスの設定
おそらくDAWの設定で、使用するMIDIデバイスの設定があると思いますので、新しく接続したインターフェースも選択します。ここで、片方のインターフェースがMIDIスルーになっていると、一旦DAWを保存して起動し直すと各トラックのMIDIインプットが逆になってしまう現象が起きてしまうので、MIDIの設定の画面で、インターフェースがどちらもMIDIスルーになっていないか確認します。
そして、DAWの音源トラックのMIDIトラックのMIDIインプットを、新しく接続したインターフェース名のチャンネルが選択できるようになっていますので、選択します。
シーケンサーのテンポの同期の設定
テンポはDAW側で制御します。1台の時と同じように、シーケンサーは2台ともExtermalにして、テンポを待ち受ける状態にしておきます。
このようにして、シーケンサーを2台接続することによって、全32トラックを使い慣れたシーケンサーで打ち込み、あと必要があればDAW上にトラックを追加して曲を作っていくことが出来ます。
MIDIデータをシーケンサーからDAWへ取り込む方法
基本的に打ち込みはシーケンサーに打ち込んで行きますが、この方法だとDAWにデータを受け渡すのも簡単です。ある程度手慣れたシーケンサーで打ち込んで曲が完成して来ると、DAWにMIDIデータを取り込んで行きます。
トラックを録音待機状態にする
DAW上の全てのトラックを選択します。メニュータブなどの中から録音待機状態にします。
この時、オーディオトラックが含まれていると、録音する際にオーディオ録音されてしまいますので、オーディオトラックのみ録音待機状態を外します。
シーケンサーの入力トラックが重複していて不要なトラックがある場合は、必要なトラックのみを録音待機状態にすると良いでしょう。
テンポと同期の設定
上記に記載のテンポと同期を設定します。同期ではなく同じテンポ値にしてしまうと、微妙にズレる時があります。
MIDI録音する
この状態で録音して行きます。DAWの録音ボタンを押すと、同期になっているはずなので、シーケンサー内のデータが再生されるはずです。
そうすると、シーケンサーのMIDIデータが全てDAWのMIDIトラックに録音されて行きます。
MIDI入力の解除
DAW上のMIDIトラックにMIDIデータが録音されると、MIDI入力先のシーケンサーからも同期され、再生時にMIDIデータがダブってしまうので、メニュータブのMIDI設定から、MIDI入力にあるオーディオ(またはMIDI)インターフェースのチェックを外しておきます。もしくは、シーケンサーの電源を切っておくのも良いです。
また、シーケンサーからのデータを鳴らしたい時は、再度チェックを入れると鳴ります。
これでシーケンサーからのデータを簡単にDAWのMIDIトラックに取り込むことが出来ました。
ズレを直す
同期してMIDI録音しても、ズレルことがあります。その場合は、ピアノロールだとかなり重いので、ピアノロールではなく、トラックビューで直します。
全選択し、一番先頭のクリップを絶対移動で合わせます。(全選択では一番先頭のクリップで判断するみたいなので、必要があれば分かりやすいクリップを相対移動で前に伸ばしておくとやりやすかったりします)
すると、全トラックが一発で小節にぴったり合います。
最後に・・・
今回は- 基本編
- 応用編
- MIDIデータをシーケンサーからDAWへ取り込む方法
最後までお読み頂きありがとうございました。
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2021年07月07日